2019年3月6日水曜日

「互換性」の上位下位

こんにちは、きまぐれソフトです。

USB4が暫定発表されましたね。USB3.1 Gen2から比べると一気に4倍、まだ対応機器を聞いた事の無いUSB3.2 Gen2x2と比べても2倍の転送速度です。凄い性能向上です。ていうか、Thunderbolt3そのものじゃないですか。
新しい世代番号を付けて、長ったらしい規格名とはおさらばです。

閑話休題。
今日のエントリーは「互換性」についてです。USBの発表があちこちのニュースサイトに掲載される中、1社だけ気になる記載が有りました。
USB4はUSB2.0の下位互換と掲載されていました。
そんな馬鹿な、USB2のサブセットなんて!と思いましたが、プレスリリースを読むと旧規格やサンボル3とは "Backward compatibility”、後方互換と記載されています。一安心です。
ニュースサイトのUSB4の説明。
40Gバイト毎秒、表示プロトコル、USB2.0の下位互換

と言うわけで、互換性とは
「下位互換」 一部機能が共通利用できる。
「上位互換」全ての機能が使える上、新機能が有る。
「後方互換」旧世代が使える。
「前方互換」新世代でも使える。
の使い分けが重要です。プログラムのバージョンアップでは後方互換が一番気を付けなきゃいけない所ですね。

技術系のニュースサイトには技術畑のライターを使って欲しいところです。
ところで、上位互換と下位互換のあべこべに使いそうな言い回しって日本語独特の物なんでしょうか。

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