先日、「超弩級! 40万コア/1.2兆トランジスタ/46,225平方mmの深層学習用チップ」(https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1202302.html)という記事を見掛けました。
サイズはなんと46000平方mmオーバーという事で、ほぼ22cm四方の大きさ。対角線は300mm程であるため、300mmウェハから1枚取りです。歩留まりの問題を乗り越えたとの事ですから、冗長コアクラスタをいくつか備えていて良品クラスタのみを使用するのでしょう。写真からは7列12段の回路パターンが見えますから、1つあたり5000程度の演算コアのクラスタで4冗長クラスタを備える感じでしょうか。
それにしてもパッケージングに困りそうなサイズです。
給電や放熱の問題も有りますから、1列ずつ交互に演算したりするのでしょうか。ビデオカードでさえあれだけ巨大な冷却装置が付いているというのに、さらにSRAMマシマシで発熱量アップなのにトランジスタ密度は変わらないという恐ろしいストーブチップになりそうです。
左が新チップ、右はGV100のパッケージ(PC.Watch掲載画像より) |
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