こんにちは、きまぐれソフトです。
前回はチャンクの構造について紹介しましたが、今回からは個別のチャンクをそれぞれ紹介していきます。
今回はチャンクの中でも重要な必須チャンクを紹介します。
必須チャンクには以下の3種類が有ります
IHDRチャンクは “Image Header” であり、全てのチャンクの中で先頭に格納されます。データ部には以下の画像情報が格納されています。
圧縮形式、フィルター手法は0のみが使用できます。今回はチャンクの中でも重要な必須チャンクを紹介します。
必須チャンクには以下の3種類が有ります
- IHDRチャンク
- IDATチャンク
- IENDチャンク
IHDRチャンク
- 幅(ピクセル):4バイト
- 高さ(ピクセル):4バイト
- 色深度:1バイト
- カラータイプ:1バイト
- 圧縮形式:1バイト
- フィルター形式:1バイト
- インターレース形式:1バイト
以上の13バイトです。
幅、高さはそれぞれのピクセル数がそのまま格納されます。
色深度はグレースケールまたはRGB各値のビット数で、8ビットカラーがいわゆるフルカラーです。指定できる色深度はカラータイプ別に決められています。使える色深度は次回説明します。
カラータイプは以下の5種類が指定できます。
カラータイプは以下の5種類が指定できます。
- 0:グレースケール
- 2:カラー
- 3:インデックスカラー
- 4:グレースケール及び透明度
- 6:カラー及び透明度
インターレースは0(使用しない)と1(Adam7を使用する)の2種類が指定できます。
IDATチャンク
規格上、複数のIDATチャンクに分割する事も許されていて、任意のデータ長で区切る事ができます。用途は思いつきませんが、データ長が0バイトのIDATチャンクも存在できます。
IENDチャンク
以上の3つが必須であり全てのPNGファイルに含まれています。
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